ガラスびんは重量と冷蔵庫の保管スペースが限られることがネックになります。

ガラスびんの短所

ガラスびんの短所は、重たくて割れやすいことです。
また消費者には実感しにくいですが、コストの高いデメリットもあります。

 

ペットボトルや缶に比べて容器の厚みがあるため、重たいだけではなく大きくてがさばり、使用済み容器を潰すなどコンパクトにできないのも、一般家庭で敬遠される理由です。

 

家庭用飲料水や冷やすお酒に向いていない

家で飲むための飲料水やお酒を買う場合、ガラスびんだと重量と保管スペースがネックになります。
車で買い物すれば重量の短所はカバーできますが、家庭用冷蔵庫だと収納量が限られています。

 

たとえば

ビールを買おうとした場合、缶ビールを6本くらいであれば冷蔵庫の中に入れるスペースを作るのは簡単です。
瓶ビールの場合、中瓶であっても6本入れるスペースを作るのは大変です。
ガラスびんは構造上、細長い形状になって高さがあります。
家庭用冷蔵個は高さのあるものをたくさん保管するのを苦手にしたレイアウトになっています。
1.5Lや2.0Lのペットボトル1~2本くらいであればいいですが、瓶ビールはたくさん冷蔵庫にしまうことを苦手にしています。

 

飲食店で瓶ビールやガラスびんのソフトドリンクを採用できるのは、飲料水用の業務用冷蔵庫を持っていることが関係しています。
家庭向けのガラスびんでは、焼酎、日本酒、調味料など冷蔵庫に入れなくても良くて、1本あれば長く使われるものに採用されることが多いです。

 

割れやすくて危険性がある

ガラスびんは落ちると割れて、鋭利な破片が飛び散ります。
大きくて中身の入っているものほど割れやすくなります。
昨今はガラスびんの強度が高まっていますが、構造的に完全に割れないように作るのは困難です。

 

飲食店で見ると、大人の客しかこない居酒屋では、カウンターや棚にガラスびんに入ったお酒をディスプレイすることをよく見られますが、子供の利用者が多いファミレスの中ではガラスびんをあまり見ません。
ガラスびんのメリットは高級感があって雰囲気が良いことです。
お客に対してガラスびんに入ったお酒や飲料水を使っていることをアピールできなければ、コストの高い分だけ活用するメリットが薄れます。

 

ガラスびんはお得感のある商品が少ない

製造コストや輸送コストでガラスびんは缶やペットボトルに劣っています。
その為ガラスびんを使う飲料水の場合は容量を小さくしたり、中身でアピールすることでコストや大きさの問題をカバーしています。
ジュースの自販機では、エナジードリンクや栄養ドリンクのみガラスびんを使っています。
エナジードリンクの場合は缶ジュースと同等の価格設定にしていますが、容量を少なくしています。
調味料や、お酒でガラスびんを使っている銘柄は紙パックやペットボトルに入ったものよりも高級品です。

 

 

ガラスびんがなくなることはない

ペットボトルの台頭で家庭用の飲料水やビールでガラスびんを使われる需要は奪われましたが、ガラスびんには他の容器にはない雰囲気や口当たりの良さ保存力などのメリットがあります。

 

高級感もあるので、少量で提供する栄養ドリンクの場合は、ガラスびんを使うことで容量の少なさによる割高感をカバーしています。
もし、栄養ドリンクを小型ペットボトルに切り替えたら売上が落ちてしまうでしょう。
現在でもガラスびんが主流になっている商品は、今後も安定したシェアを獲得していくことでしょう。

ガラスびんと他容器との比較はコチラ!

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