ガラスの材料はケイシャ、ソーダー灰、石灰石など環境に優しい天然素材です。

ガラスびんの環境適応性

使い終わったガラスびんは、溶かさずに洗浄して再利用するリターナブびんの活用や、資源としての再利用など環境適用性に優れています。

 

昨今は、最大のライバルであるペットボトルをはじめ、プラスチックゴミの環境破壊が問題視されています。

 

ガラスの材料はケイシャ(砂)ソーダー灰(ばい)石灰石による天然素材です。
一部ではポイ捨てなどを通じて海や川へ流れて言ってしまうことがありますが、プラスチックに比べて海洋汚染をすることも少ないです。

 

 

メーカーは環境を重視して再利用している

エコのイメージ画像

ビール瓶やお店で提供されるコーラーやオレンジジュースなどの瓶ジュース、大手調味料メーカーのビンに入ったお酢などは、リターナル瓶として再利用されています。

 

材料費がかからないのでコスト削減になっていると思うかもしれないですが、リターナル瓶を作るには最終的に人の目で状態チェックを行い、状態が悪ければ洗浄を複数回繰り返す必要があります。
製造の手間や人件費がかかるので、実はそれほどコストカットには繋がっていないのです。
機械によるオートマチック製造のできる大手の工場なら、新しくガラスを製造した方が効率は良くなるでしょう。

 

エコや環境への取り組みを企業がアピールする時代になる前から各メーカーがリターナルびんを積極的に使ってきたのは素晴らしいことです。

 

海洋汚染の心配もない
砂浜ではガラスが漂流して自然の波で削られたシーグラスが天然の宝石だと呼ばれて人気を集めています。
シーグラスができるということは、削られた破片が海の中に流出していることですが、ガラスの成分は天然素材なので大きな問題はありません。
一部で大きめの破片を食べた魚に問題の生じるケースもありますが、魚が削られた小さなガラス成分を食べて、その魚を人間が食べることによる悪影響はありません。

 

ビニールゴミの場合は、魚が食べてそれを人間が食べることによる負の連鎖が問題視されています。
ペットボトルの場合は、プラスチック素材ではありますが、ビニール袋やストローに比べて固くて粉々になりにくいので、魚が食べるケースは少ないです。
その為、ペットボトルを使った容器の削減には、それほど大きな取り組みをする企業や自治体が少なくなっています。
しかし、製造工程や処分する工程、生ゴミに紛れてそのまま燃やしてしまうケースなどで、有害物質を排出して環境破壊をしている事実には変わりありません。
将来的に海洋汚染ではなく、製造・処分工程での環境破壊も注目されるようになって、ペットボトルの多用を見直されるかもしれません。

 

 

ガラスは燃やしても有害物質が出にくい

ゴミは分別するのが基本で、正しく分別されれば物質に応じて環境面を考慮した最適な方法で処理されます。
しかし、全国各地で完璧なゴミの分別をするのは不可能で、可燃ゴミの中にガラスやプラスチックが含まれてしまうことがあります。

 

プラスチックを燃やすと、素材にもよりますが

  • 二酸化炭素
  • 塩化水素
  • ダイオキシン

などの有害物質が発生します。
プラスチックを燃やせば黒い煙が出るのは多くの方が理解していると思います。

 

ガラスは基本的に燃えにくい素材です。
燃えたとしても紙やプラスチックが灰になるように燃焼されるのではなく、一度溶けて再び冷えれば固まります。
ガラス細工やガラスの製造工程は一度溶かして形成しますが、ガラス職人は煙の中で作業したり防護マスクをつけていることはありません。

 

正しく分別することで再利用されますが、万一他のゴミ処理方法の中に紛れてしまっても有害物質が発生しにくいため、プラスチックよりも環境適応性に優れています。

 

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