牛乳びんは何度も繰り返し使える環境に優しいリターナブルびんです。

牛乳びんの歴史

瓶にはいっている牛乳

「ガラスびん」を語る上で触れておきたいのが誰もが一度は利用したことがある「牛乳びん」の歴史です。

 

牛乳びんの歴史は奥が深く、1877年頃には日本で初めての牛乳配達が開始されました。
当時牛乳はそもそも「薬」のような立ち位置にあり、最初は「ブリキ缶」に紙やコルクの栓をして各家庭に運ばれていました。

 

牛乳配達で「ガラスびん」が使われるようになったのは1888年ごろ、東京にあった「津田牛乳店」で初めて使用されたのが起源と言われています。
牛乳はその性質上痛みやすく、牛乳の流通が一般的になるにつれて傷んだ牛乳が平気で取り扱われることが社会問題にまで発展しました。
それを解決すべく1928年に「殺菌の義務付け」「着色びんの使用を全面的に禁止」するなどし、今も普及している「無色透明の牛乳びん」の基盤ができました。

 

環境に優しいリターナブルびんの活用

現在「宅配牛乳」や「銭湯」を始めとした牛乳のびんに用いられているものをリターナブルびんといいます。
リターナブルびんは使用後、空きびんを回収しきれいに殺菌消毒された後、再び中に食品を詰めて市場へ帰っていくものになります。

 

10年以上繰り返して利用できることから、1番環境に優しいびんといわれています。

 

省資源で環境に貢献

リターナブルびんは「再利用できる」という特性上、使い捨ての容器と異なり製作にかかる原料を節約することができます!

 

また、ゴミにならないのでCO2の排出も削減することができ、仮に全ての飲料容器がリターナブルびんに置き換えることが成功したらCO2の排出量は57.1%も削減できる計算になります!

 

賞味期限も長持ちする

牛乳の1番の天敵は「酸素」です。酸素に触れる回数が多いほど牛乳は酸化し、状態が悪くなってしまいます。

 

リターナブルびんはガラス製品ですので、ペットボトルや紙の容器に比べてはるかに酸素を通しにくい素材でできています。
これによって牛乳を初め、ビールなどの酸素に弱い食品は積極的にリターナブルびんを取り入れられています。

 

進化を続けるリターナブルびんの将来

地球に優しいイメージ

今までの「びん」製品のデメリットとして、ペットボトルや紙容器と比べてかなり重いという特徴があります。
しかし、最先端のリターナブルびんでは常に最軽量化を課題として解決に取り組んでいます。
現在すでに全体の2割ほどの重量削減に成功しており、輸送や運搬にかかるCO2の削減にまで至っています!

 

また「日本ガラスびん協会」や「びん再使用ネットワーク」などの業界の中でも大きな組織が集結して、リターナブルびん業界を再び活性化させて環境の改善に取り組もうという動きが活発になってるようです!

 

環境に優しいガラスびんを

ガラスびんはおしゃれな一方で繰り返し使うことで可能なので、環境に優しい容器になります。
飾って楽しむことも素晴らしいですが、もし機会があればもう一度「料理」や「生け花」などの再利用も考えてみてはいかがでしょうか。

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